災害などで自動車が使えなくなったり、使用の中止、解体などの場合は廃車の手続きと呼ばれている抹消登録を行う事が必要になり、廃車の手続きには、盗難などによって自動車の使用を中止する一時抹消登録と自動車を海外に輸出する場合に行う輸出抹消登録、災害で使用不能になったり、解体を済ませた場合に行う永久抹消登録の3つに分かれており、これらの手続きを行う場合は、地域を管轄されている運輸支局で行います。
一時抹消登録を行う場合は店などに依頼する場合と自分で行う場合で必要になる種類が変わってきますので注意が必要です。
自分で一時抹消登録を行う場合に必要な書類は前後2枚のナンバープレートと一時抹消登録申請書、所有者の委任状、印鑑証明書、手数用納付書、住まれている地域によって不用になることもあるのですが自動車税や自動車取得税申告書が必要になります。
また店などに手続きを依頼する場合は、前後2枚のナンバープレートと車検証、所有者の委任状、印鑑証明が必要になります。
その他の廃車手続きに必要な書類も異なりますので注意が必要になります。
また管轄の運輸支局は平日しか業務が行われてなく、受付の時間も決められていますので確認が必要です。
自動車を手放したいと考えたときや、買い替えを検討しているときには、まず思いつく処分方法というものはディーラーへ下取りに出すことや、中古車買取店に売却することではないでしょうか。
ただし、これらの業者は基本的に再販売を目的として買い取りを実施していますので、過走行車や著しく破損している車などに関しては買い取ってもらえないケースがあります。
自動車を持ち込んだ結果として、査定を受けて買い取れないと判断されたときには、多くの人は廃車にするしかないと考えるかも知れません。
しかし、近年では自動車としての価値がかなり低くなっていると言える状態のものであっても、取り扱いをしている廃車買取業者があります。
廃車買取業者であれば、事故車や過走行車、年式の古いものなどであっても積極的に買い取ってもらうことが可能です。
最低でも0円保証をしている業者も増えていることから、費用をかけずに引き取ってもらうことができる点もメリットです。
自動車を廃車にするには手続きが必要になりますし、費用がかかってしまいますので、無料での引き取りや手続きを代行してくれる業者であれば、処分するのに手間をかけずに済みます。
業者に引き取ってもらうときには、運転免許証やその他の必要書類を用意しておかなければなりませんので、準備しておくことがおすすめです。
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